〓コラム〓

レシートをもらう風景


 しょうもないお話をひとつ。

家計簿を、欠かさず、漏らさず、正確につけるためには、
何にお金を使ったのかを記録しておく必要があります。

自動販売機でジュースを買ったら120円とメモって置かないと、財布の中身と家計簿ソフトMoneyとの残高が異なり、いわゆる『使途不明金』となってしまいます。

そんな面倒くさい記録を、他人まかせにしてしまう方法が『レシート』です。
2日、3日家計簿つけなくても、レシートさえきちんと残しておけばなんとかなっちゃいます。

しかし、
そのレシートを簡単には貰えない率57%(推定)の家計簿をつけている日本国民の敵となるお店が、この世の中に存在します。しかもたくさん。

それは『コンビニエンスストア』です。

前に並んだ女性に対してはレシートを渡すのに、後ろの男の俺にはレシートを渡さない。
特に、朝、コンビニが混んでいるときや、商品を1個だけ買った場合等に顕著です。

コンビニ店員の頭の中には
『男がレシート貰って家計簿つけたり、まさかしてないよな?』
みたいな先入観があるのじゃないかと思わせるほどです。
 (コンビニ店員も、客にレシート渡して、『いらん!』とか言われてるんだろうけど)

しかし、自分も男だ。みみっちいやつと思われたくはない。
『レシート貰えますか?』なんて、プライドに掛けても言えるわけがねぇ。
なんとかして、こっちが何も言わずに、レシートをもらえる方法がないものか。

そして、見つけました。
レシート貰えない率を15%ほど(推定)下げる方法を。


それはね、
  『わざと、おつりを作るように支払いをする。』
です。


たとえば、620円財布に入ってたとします。(500円玉、100円玉、10円玉×2)
買うものは、120円の缶コーヒ。

普通の人は
 『あ、ラッキー小銭が減る♪』です。
 (100円玉と10円玉×2枚払って、小銭は4枚→1枚へ)
 
家計簿つけてる変なプライドのある男は、
 『あ、ラッキー小銭が減る♪ む、ちと待てよ、ここはコンビニ。
  やばいレシート貰えない率57%だ。
  レシート貰えますか?なんてセリフを言うような、みみっちい俺じゃねえぜ。
  500円出すか。くそー、小銭が逆に増えちまった。』です。
 (500円玉を払い、100円玉×3枚と50円玉と10円玉×3枚のおつりで、小銭は4枚→10枚)


 そんな自分がみみっちい。
 そのとおり。

 変なプライドを持つのは止めましょう。
 家計簿をつけるマメな男。すばらしいじゃないですか!




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新規作成日:2004年9月26日

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