最近、「電話代を安くする」のうたい文句をCM等で見る機会が多くなりました。 日本テレコムの「おとくライン」やKDDIの「メタルプラス」、 それにあたります。 これらを、直収型固定電話といい、 KDDI等の通信事業者が、NTTからドライカッパーという使われていない銅線を借り上げて、 電話サービスをします。 今までNTTの独壇場だった、電話料金に競争相手が現れたのです。 ◆◇ 今までの電話料金のしくみ 今までの電話料金の仕組みは下記のようになっていました。
内訳はこんな感じですね。 @ 基本料金 加入電話〜NTTの交換機 A 通話料金 NTTの交換機〜マイライン事業者の電話網 基本料金は、NTTしか無いので固定の料金です。 通話料金は、自分の通話に合ったマイライン事業者を選択して、節約するということができました。 また、マイライン事業者がNTT系列だと、電話料金の支払いは1つの明細で済みますが、 そうでない場合は、基本料金と通話料金の2箇所へ支払う必要があります。 ◆◇ これからの電話料金のしくみ 直収型固定電話を導入したら、電話料金は下記のように変わります。
内訳はこんな感じですね。 @ 基本料金+通話料金 加入電話〜事業者の電話網 電話料金すべてを、提供事業者(KDDI等)へ支払うことになるので、請求が複数の会社にわたる というこはありません。 逆に言うと、マイラインサービスと併用することはできないということですね。 その代わりに複数の通話料金プランを用意しています。 ◆◇ 直収型固定電話へ乗り換える あたらしく、直収型固定電話へ乗り換える場合の、注意点やポイントをまとめてみましたので、 参考にしてみて下さい。 1.直収型固定電話サービスに新規加入のときには、電話加入権が不要です。 (※電話加入権はNTTのものです。) 2.NTTから直収型固定電話サービスへ変更しても、電話番号は変わりません。 3.電話サービスは、NTTとなんら変わりません。 (※市内、市外、国際電話、IP電話、携帯、PHSへの通話が可能) 4.電話の請求は、提供事業者に一本化されます。 5.マイラインサービスとの併用不可 6.今使っている、ADSLをそのまま利用することができない。 ▲ ページ上部へ |