政策金利と為替相場の関係。 ユーロが円に対して141円をつけた時期があります。 いわゆる、円安・ユーロ高状態です。 この裏には、ユーロ圏の政策金利を2.25%→2.50%引き上げることも理由の一つになるのかなぁと。 ※政策金利: 中央銀行(日本では日本銀行)が市中の金融機関に対して貸し出しを行なう際に適用する基準金利のこと。 公定歩合の変更は中央銀行の金融政策の中で最も一般的な方法である。公定歩合のこと。 インフレにならないように政策金利を上げるので 政策金利が高いということは、その国の経済が好調だということが言えそうです。 逆に経済状態が悪い時は、政策金利を下げます。 金利が下がると、例えば、今の住宅ローンみたいに金利が低くなってローンを借りる人が増えます。 つまり、お金が循環して景気を良く(デフレ脱却)しようと試みてるわけですね。 で、外貨持つならやっぱり落ちぶれた国のお金を持つより、調子の良い国のお金を持ちたい!って思うので、 「経済が好調=政策金利が高い、上昇する」、ような国のお金が買われて、相場が上昇する。 では、2006年3月現在、各国の政策金利はどうなっているでしょうか? ○ 米国 米国もこないだ金利を上げることをFOMCが発表。 政策金利は4.50%→4.75%?へ。米国も好調です。 ○ 日本 日本は、景気悪い悪いって言われてますね〜。政策金利は0.10%。2001年から続いています。 でも、1990年は6.00%。1980年は7.25%だったんですよ。頑張れ日本。 ○ ニュージーランド スワップ金利が高くて人気のあるNZドルの政策金利は7.25%。 凄い高い金利ですね〜。皆さん購入するわけです。でも、NZ最近元気がなくて金利引下げ噂も・・・。 ○ イギリス/オーストラリア 参考までに、英ポンドは4.50%。豪ドルは5.50%です。(すべて2006年2月の政策金利) 地味ですけど、この2カ国も結構金利が高いんですね〜。スワップ金利もそれなりに頂けます。 外為(FX)投資するなら、各国の政策金利はチェックしましょうね。 政策金利一覧はココで確認できますよ。 http://www.mcf.co.jp/kawase/news/kinri/kinri-ichiran.htm
▲ ページ上部へ |