初心者向け、テクニカルチャートをこじかが分りやすく解説します! ストキャスティクスとは? ストキャスティクスもとっても有名なテクニカル指標です。 期間内(一般的には9日間)の最安値と最高値を基準にして、現在のレートが最安値と最高値の間のどの位置にあるかを相対的に求めるものです。 ※今日から過去9日間の最安値=110円、最高値=120円だったとすると、 今日の終値=115円だった場合は、ストキャスティクス(%D)=50%と計算されます。 MACDと同じように、ストキャスティクスでも2本の線を使います。 それが%Kと%Dです。 なんか%ってつくと難しそうですが、単なる線の愛称です。気にしない、気にしない。
ストキャスティクスの使い方 ではでは、気になる使い方です。 ・%Kが%Dを下から上に抜けるときは「買い」 ・%Kが%Dを上から下へ抜けるときは「売り」 MACDと同じように2本の交差に売買ポイントが現れます。 ただし、100〜80%、0〜20%以外のところでの交差は少し信憑性に欠けます。注意しましょう。 ⇒ ○青 は 90%地点での交差で「売り」 ⇒ ○赤 は 11%地点での交差で「買い」 ★ 画像:外為どっとコム チャート スローストキャスティクス 米ドル★ スローストキャスティクスって? 実は、ストキャスティクスよりスローストキャスティクスの方をこじかは使っています。
詳しいことは良く分かりませんが、ストキャスティクスより使いやすいのは確かです。 使い方も、ストキャスティクスとほぼ同じ。 ・%Kが%Dを下から上に抜けるときは「買い」 ・%Kが%Dを上から下へ抜けるときは「売り」 となります。 それ以外に、トレンドの転換を判断することができます。 ・80%以上、20%以下の範囲でスローストキャスティクスが反転すると、トレンドも転換 これ、意外と使えます。 コンバージェンス / ダイバージェンス 最後に、こんな使い方があります。 コンバージェンス、ダイバージェンスです。聞きなれない言葉ですが、とっても簡単です。 ○ コンバージェンス ・安値圏で為替レートは下落しているのに、指標が上昇している状態 そのうち上昇し始めますよ〜という合図になります。 ○ ダイバージェンス ・為替レートが上昇しているが、指標が下落している状態 そのうち下落し始めますよ〜という合図になります。 この状態はなかなか出現しないので注意深く監視しましょう! トレンド転換を教えてくれる、とっても重要なシグナルです。 ただし、コンバージェンスの形が崩れてしまったときは損切りしましょう。 そのままズルズル行ってしまいます。 なかなか出来ないですけど、ホント、損切りは大事です。
▲ ページ上部へ |